■■■灯りと仕事と安全■■■ 仕事の灯りと安全についての逸話から温故知新 |
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これが“仕事の灯り”をイメージして連想すると?灯りが照明と呼び方も変わり、明るさ・眩しさ・かげ・視認性など作業にかかわる言葉が思い浮かんできます。 更に、仕事の灯りに安全や危険の言葉を組み合わせてイメージすると、耐震・耐水・耐塵・温度・規格基準など、性能面や用途の技術基準や防爆規格に係わる高度で厳しい仕様条件に関係してきます。 そこで何時も何気なく使っている作業の照明を“灯りと仕事と安全”に絞って、「なかまぼっくす®」の仲間や先輩から頂いた暗黙知のエピソードの中から、お仕事に役立ちそうな部分をご紹介します。 |

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★ 仕事の灯りの“明”と“暗” |
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☆暗くて厳しい作業環境 ・作業場所 --- |
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☆明るくて厳しい作業環境 昔の石炭採掘作業の暗くて厳しい作業環境例に比べ、現在の“明るくても厳しい作業環境”として同じ“爆発性ガス・粉塵の危険区域内作業”を考えるとどうなるでしょうか? 先ず、最近の化学プラントなどの工場施設では、明るく・広く・開放的であって、危険区域内であることや作業内容についての注意や「火気厳禁」などの警告の標識掲示がなければ、恐らく一般の人では危険性を認識できないばかりか現場の作業者であっても、その明るさや開放感から危険に対する緊張感が薄れてしまい危険の存在を忘れて、所謂「ヒヤリ・ハット」や「ウッカリ・ポカミス」が起き易くなってしまいます。 反面、暗くて周囲が見え難い不安があれば、例え危険が無くても作業者自身への警戒や緊張を呼起こして、周囲に危険が存在するかも知れないとの意識から注意喚起しますが、実際に危険がある場合はそれも判別できない事になってしまいます。 しかし、最近のガス粉塵等の危険区域内作業に於いては、その照明機器の発達により一般工場などの明るさには及びませんが、明るくて開放的な作業環境になっており、ともすると作業者自身が暗黙知とも言うべき、その危険への警戒意識が薄れてしまう要因の一つとなります。 なお、眼に見えないガス類への対応における暗黙知に対する意識に違いが生じる例として、引火爆発など拡大被害に繋がる物質扱いの緊張感と、酸欠や中毒事故に繋がるガス類に対するものとでは、どちらも人命に拘る重大な危険なのですが、災害事故のニュース報道などの扱いでは、引火爆発事故の方がその拡大被害情況の大きさからして目立ちますので、どうしても酸欠やガス中毒事故に対する危険への警戒意識に油断や甘さが生じる面もあるように思えます。 これらの事故防止には作業場所の危険内容について適切な表示掲示をして、作業者が危険区域内の作業中であることを常に認識できるようにしておくことがとても大切です。 ●作業場所の明るさについては |
| ☆新しい規格は知識、昔の知恵は常識、
工場施設で最新の関連規格や設備基準は安全維持と事故防止に欠かすことの出来ない基礎知識です。また、操作や加工のノウハウには、作業者の安全と製品品質を守る昔からの知恵や技の伝承が必要です。 しかし規則や基準に則った作業ができていても諸々の作業には個人差があります。俗に言う器用・不器用って言われる仕上がり品質の問題とか得手・苦手と言われて関係する生産効率などです。 なお、仕事をする場所の灯り、つまり作業照明の歴史を考えるには、それ程に歴史を遡る必要はありません。何故なら電灯の普及と工業製品の生産が増えることが概ね比例しているからです。つまり、工場の作業照明は品質とか生産性やエルゴノミクスなどへの対応と共に進化しているからです。
(*4) 関 重広 著 --------- 照明の設計 --------------------------- 昭和28年発行 (*5) 岩井 宏寛 著 ------- 民具の博物誌 --------------------------- 平成 2年発行 |
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☆ 仕事の灯りの“耐”と“防” 仕事に使う灯りでは、作業環境によって水、塵・温度・振動・衝撃などに“耐える”ものと感電・燃焼・爆発を“防ぐ”目的の機能や構造が必要であることを理解しておく必要があります。 例として、カタログなどに“耐薬品型”とか“耐震型”とあれば、特定の薬品に耐えるとか振動に強い機能や構造の照明機器であると判断できますが、これが“防水型”とか“防爆型”と表示があると「水の浸入を防止して感電を防ぐ」や「ガスなどの引火爆発原因とならない」仕様のものであって、照明機器そのものではなく照明機器周辺の人や物の安全が対象となります。 また、耐圧防爆型ハンドランプが「どの位の爆発に耐える?」とか「圧力や爆発に耐える作業灯」などの問合せ例があるように、これらは防爆規格の文字や呼称からくる誤解もあるようです。下表は、作業用照明機器に限って耐と防の呼称と機能目的の一覧です。
表のとおり、カタログに“耐”や“防”の文字があっても、その機器は必ずしも内外からの障害要因に対して“耐える”とか“防ぐ”目的でないことに注意してください。 なお、耐圧防爆機器を安易に呼称省略して文書に耐爆機器と表示したばかりに、そのまま読んで文字とおり爆発に耐える構造の機器であると誤って翻訳された例もあるなど、製品の用途や仕様に拘る呼称は“正しい用語”であることの確認も大切です。 また、昔の炭抗防爆では耐圧防爆構造機器を耐爆機器と略した呼称とした例や、現在でも充電電池の爆発から周囲を守る目的の製品を“防爆仕様”と呼ばれる例もありますので呼称の“耐と防”の判断には、くれぐれもその機能や目的に注意が必要です。 |
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●気軽に認識できて記憶に残せること。 |
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